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今日の為替市場ポイント:米長期金利上昇でリスク回避のドル売り縮小の可能性
記事提供元:フィスコ
*08:07JST 今日の為替市場ポイント:米長期金利上昇でリスク回避のドル売り縮小の可能性
7日のドル・円は、東京市場では139円68銭から139円13銭まで下落。欧米市場では139円03銭まで売られた後、140円25銭まで買われており、140円17銭で取引終了。本日8日のドル・円は主に140円台で推移か。米長期金利の上昇を受けてリスク回避的なドル売りは目先的に縮小するとみられる。
カナダ中央銀行は6月7日に開いた理事会で政策金利である翌日物金利の誘導目標を0.25ポイント引き上げ、4.75%とした。利上げは1月25日以来、4.75%の政策金利は2001年5月以来の高水準。カナダ中銀の利上げは予想外だったことから、「来週開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)の会合で連邦準備制度理事会(FRB)が追加利上げを決定する可能性は排除できない」との見方が浮上している。豪準備銀行(中央銀行)も大方の予想に反して6日に追加利上げを決定しており、米金融政策の動向に対する市場の関心は大幅に高まった。6月は据え置きでも7月利上げの可能性は高いとの見方は多いようだ。今後発表されるインフレ、雇用関連の経済指標次第で米国の政策金利見通しは大きく変わることになりそうだ。《CS》
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