インタートレードが急伸、「ステーブルコイン」関連株とされ3日連続ストップ高

2023年6月2日 14:39

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

■関連法の6月1日施行を受け新たな需要に期待続く

 インタートレード<3747>(東証スタンダード)は6月2日、一段高で始まり、取引開始後まもなくストップ高の500円(80円高、19%高)で売買され、3日連続ストップ高となっている。電子決済を一段と便利にする「ステーブルコイン」に関する法律の6月1日施行などが買い材料とされ、2月17日につけた年初来の高値を更新、2022年9月以来の500円に進んだ。

 6月1日、「ステーブルコイン発行へ、改正法きょう施行、地銀など年内にも」(日本経済新聞朝刊)などと伝えられた。改正資金決済法が同日に施行され、ステーブルコインが日本で発行できるようになり、「三菱UFJ信託銀行は『プログマコイン』を発行する見通し」(同)。地銀でも年内に発行する所が現れるもよう。関連システム開発や運用・保守などで新たな需要が広がるとみられている。今9月期の連結業績は増収減益の見込みとしているが、転換の期待を先取る相場になっている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

【関連記事・情報】
【株式市場特集】1月以来、業績を上方修正して黒字転換した銘柄の決算発表日に注目(2023/04/24)
【株式市場特集】鉄鋼株、オートバイ株、産業ロボット株をバフェット氏へ推薦(2023/04/17)
【株式市場特集】「楽しい株式投資」を提案!大谷翔平・WBC関連株と藤井聡太関連株(2023/04/10)
【株式市場特集】消費関連の最出遅れ株、サードパーティー銘柄ともいうべき食品・水産物の卸売株に注目(2023/04/03)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事