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企画展「吹けば風」豊田市美術館で - 見過ごしがちな発見や驚きに着目
企画展「吹けば風」が、愛知の豊田市美術館にて、2023年6月27日(火)から9月24日(日)まで開催される。
■見過ごしがちな細かな発見や驚きを表現する作家たちを紹介
日常生活の中で見過ごされ、忘れられてしまうような細かな発見や驚き。思いがけず感じる清風や偶然目に留まった道端の花などがその例だ。企画展「吹けば風」では、見過ごしがちな新鮮な発見や驚きに満ちた世界で、様々な体験を作り出す4人の作家にフィーチャーする。
本展では、4人の作品を通して、日常的な体験を問い直していく。4人の作家・川角岳大、澤田華、関川航平、船川翔司は、視界に入っていたはずなのに思い出せない細部、楽しい時は短く退屈な時は長く感じる時間など、誰もが経験したことのある記憶や意識、感覚との乖離を積極的に取り込んだ作品を手掛けている。
■絵画や映像、インスタレーションなどの“体験”を提供
会場には、初公開となる最新作を含む絵画や映像、インスタレーション、パフォーマンスなど、幅広いジャンルの作品を展示。それら作品を通して、現代社会に生きる私たちの身に日々何が起こっているのか、言葉やイメージでは置き換えられない瞬間的で微細な変化を見つめ直していく。
たとえば、映画や写真、日常会話の中から小さな謎を見つけて探る澤田華の作品に注目。映像インスタレーションの《漂うビデオ(水槽、リュミエール兄弟、映像の角)》と《67のポストビューおよび目下のシーン》を展示する。
また、時間の長さや空間の広さが伸び縮みするような感覚や、記憶の濃淡を想起させる、川角岳大が素潜りや車の運転中の体験を思い出しながら描いた淡い色彩の絵画《Summer》や《Street light》なども展示。細やかなものに反応する感性を刺激されるような体験をすることができる。
■展覧会概要
企画展「吹けば風」
会期:2023年6月27日(火)~9月24日(日)
会場:豊田市美術館 展示室1-5
住所:愛知県豊田市小坂本町8-5-1
開館時間:10:00〜17:30(入場は17:00まで)
休館日:月曜日(ただし7月17日(月・祝)、8月14日(月)、9月18日(月・祝)は開館)
観覧料:一般 1,300円(1,100円)、高校生・大学生 800円(600円)、中学生以下無料
※( )内は前売券及び20名以上の団体料金
前売券販売場所:豊田市美術館(5月21日(日)まで)、T-FACE B館2階インフォメーション(6月26日(月)まで)、メグリア11店舗(6月26日(月)まで)
※メグリア取扱店舗:本店、エムパーク店、セントレ、藤岡店、三好店、若園店、志賀店、朝日店、井上店、はなぞの店、うねべ店
※豊田市内在住または在学の高校生、豊田市内在住の18歳以下(満18歳から最初の3月31日まで)、豊田市在住の満70歳以上、障がい者手帳の所持者(介添者1名含む)は無料(いずれも要証明)
※その他、観覧料の減免対象者および割引などについては、美術館ウェブサイトを参照
■参加アーティスト
川角岳大、澤田華、関川航平、船川翔司
【問い合わせ先】
豊田市美術館
TEL:0565-34-6610
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