キヤノンは前後場ともジリ高で年初来の高値を更新、四半期決算を受け「目標株価」の引き上げが伝えられる

2023年4月28日 15:18

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

■三菱UFJモル・スタ証券は600円引き上げて4200円に

 キヤノン<7751>(東証プライム)は4月28日、前後場ともジリ高傾向を続け、14時40分を過ぎて3225円(63円高)まで上げ、3日続けて年初来の高値を更新している。26日に発表した第1四半期決算と業績予想の増額修正を受け、28日は三菱UFJモルガン・スタンレー証券が目標株価を600円引き上げて4200円に見直したと伝えられ、買い安心感が広がったようだ。

 キヤノンの発表では、配当予想については配当性向50%をメドに業績動向などを踏まえながら適宜見直すとし、増配に含みを持たせた。第1四半期の概況については、ネットワークカメラなどの新規事業が全社売り上げを牽引し、現行事業もカメラやオフィス複合機が売上を伸ばし、利益については、現行事業が安定した収益性を保っていることに加え、新規事業が利益貢献のフェーズに入ってきた、などとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

【関連記事・情報】
【株式市場特集】1月以来、業績を上方修正して黒字転換した銘柄の決算発表日に注目(2023/04/24)
【株式市場特集】鉄鋼株、オートバイ株、産業ロボット株をバフェット氏へ推薦(2023/04/17)
【株式市場特集】「楽しい株式投資」を提案!大谷翔平・WBC関連株と藤井聡太関連株(2023/04/10)
【株式市場特集】消費関連の最出遅れ株、サードパーティー銘柄ともいうべき食品・水産物の卸売株に注目(2023/04/03)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事