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米輸出管理規則に違反しHuawei に製品供給し続けたSeagate、課徴金を分割払い
headless 曰く、 Seagate Technology は 19 日、課徴金支払いに関する米商務省安全保障局 (BIS) との合意を発表した(Seagate のプレスリリース、BIS のプレスリリース、Ars Technica の記事、Neowin の記事)。
制裁理由は Seagate が米輸出管理規則 (EAR) に違反して Huawei への製品供給を続けていたことだ。BIS は 2019 年 5 月に Huawei を輸出規制リストへ追加する一方で、一時的な一般ライセンス (TGL) を発行して期限延長を繰り返していたが、2020 年 8 月に期限切れとなった。これを受けて HDD メーカー他社は Huawei への製品供給を停止したが、Seagate は同年 9 月に製品供給の継続を発表。その後、Huawei と 3 年間の戦略的協力合意を結び、戦略的サプライヤーにもなっている。
これは Seagate が米国外で製造した HDD は EAR の対象にならないと解釈していたためだといい、2020 年 8 月から 2021 年 9 月にかけて 742 万台以上、11 億ドル以上に相当する米国外製の HDD を Huawei に供給したとのこと。BIS は Seagate の解釈を認めず、調査の結果 Huawei への違法な製品供給による利益の 2 倍以上と推定される 3 億ドルの課徴金支払いや、複数年にわたる監査、5 年間の執行猶予付き輸出禁止を命じた。Seagate は課徴金を四半期ごとに 1,500 万ドル、5 年間にわたって分割払いすることで BIS と合意したとのことだ。
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