狭帯域700MHz帯プラチナバンド、結論出れば秋頃の割当て目指す

2023年4月21日 10:48

印刷

記事提供元:スラド

松本総務大臣は18日、有識者会議で検討中の700MHz帯プラチナバンドの追加割り当てについて、「秋ごろの割り当てを目指す」との考えを示した。700MHz帯は障害物を回り込みやすく屋内などでも電波がつながりやすいといったメリットがある。しかし、後発キャリアのの楽天モバイルはプラチナバンドを持っておらず割り当てを要望していた(日経クロステックITmediaケータイ Watchその2CNETNHK)。

今回、総務省が追加割り当てを検討しているのは、700メガヘルツ帯のうち715メガ~718メガヘルツ(上り)と770メガ~773メガヘルツ(下り)の3メガヘルツ幅ずつ。今後はプラチナバンドの技術基準や、周波数の割当てにおける審査基準などを示す基地局の開設指針の策定などの手続きを進めていく考えを示している。大臣の会見では割り当てられる企業の名前などは出されていないが、先の発言は楽天モバイルへの割り当てを念頭に置いたものとみられている。 

スラドのコメントを読む | モバイルセクション | モバイル | 携帯通信

 関連ストーリー:
楽天モバイルプラチナバンド問題にバンド71という新提案? 2022年11月15日
プラチナバンド再割り当て報告書案、楽天モバイルの主張が概ね取り入れられる 2022年11月15日
楽天モバイルの衛星通信は「おそらく2Mbps出る」 2022年10月03日
楽天モバイルがプラチナバンドを再要求。移行費用は他キャリアの負担を求める 2022年09月03日
楽天モバイル、「Rakuten UN-LIMIT」の契約申し込み数が200万回線突破 2021年01月04日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事