関連記事
MSI、ランサムウェアグループに侵入されソースコードを盗難される
マザーボードなどの製造で知られるMSIは7日、同社がサイバー攻撃を受けたことを発表した。発表によれば、攻撃を受けた部分に関しては回復措置を実施。法執行機関などにも報告済みだとしている。また攻撃を受けたシステムは徐々に通常の運用を再開し、金融業務にも大きな影響はないとしている。こうした報告に加えてBIOSとファームウェアの更新に関しては、公式サイトの公開以外のものを入手しないよう警告をおこなっている(MSI、BleepingComputer、PCMag、Tom's Hardware)。
このサイバー攻撃に関しては、この発表より前にネット上で報告されていたようだ。BleepingComputerによると、Money Messageと呼ばれるランサムウェアグループが、MSIのソースコードを含む1.5TBのデータを盗んだと主張していたという。犯行グループは400万ドル以上の身代金の支払いを要求していた模様。今回、MSIが身代金の支払いに応じたのかは不明。
スラドのコメントを読む | セキュリティセクション | 犯罪 | セキュリティ | 暗号
関連ストーリー:
バックアップからランサムウェア被害直前の水準まで復元できたのは約18.9% 2023年03月27日
無償のランサムウェア被害復旧ツールを当局がGithubで公開 2023年02月13日
英 Royal Mail、サイバーインシデントで国外あての物品が発送できなくなる 2023年01月15日
昨年ランサムウェア被害に遭った大阪急性期・総合医療センターが復旧 2023年01月13日
ランサムウェア攻撃でドイツの新聞印刷システムが停止 2022年10月27日
※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク