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NYの視点:米3月ISM製造業景況指数、パンデミック直後の低水準に落ち込む、需要鈍化は明らか
記事提供元:フィスコ
*07:42JST NYの視点:米3月ISM製造業景況指数、パンデミック直後の低水準に落ち込む、需要鈍化は明らか
米供給管理協会(ISM)が発表した3月ISM製造業景況指数は46.3と、2月47.7から予想以上に低下し、パンデミック発生直後の20年5月来で最低となった。全項目が活動の拡大と縮小の境目である50を割り込んだ。入荷遅延は44.8と、14年ぶり低水準に落ち込んだ。
主要項目である新規受注は44.3と、2月47.0から上昇予想に反し低下。同指数の支払い価格は予想外に再び50を割り込み49.2となった。雇用も46.9と、2カ月連続の50割れ。2020年7月来で最低となった。工場の雇用凍結や解雇などが影響したためと、昨年の人員不足による50割れと背景が異なると、Fiore会長は記者団との質疑応答で明らかにした。
残念ながら弱い需要が示されていると指摘した。
一方で、石油輸出国機構(OPEC)プラスは予想外に追加減産を発表、原油価格が急伸しており、セントルイス連銀のブラード総裁も認めた通り、連邦準備制度理事会(FRB)のインフレを制御する仕事がより複雑となる。
■3月ISM製造業景況指数:46.3(2月47.7)
新規受注:44.3(47.0)
支払い価格:49.2(51.3)
雇用:46.9(49.1)
生産:47.8(47.3)
入荷遅延:44.8(45.2)
在庫:47.5(50.1)
輸出:47.6(49.9)
輸入:47.9(49.9)《CS》
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