英語を最短で学ぶための9つのコツ (3)

　今回は前回に引き続き、英語を最短で学ぶための9つのコツ3回目をお届けする。これまで2回に渡って紹介してきたが、今回が最後となる。是非今後の英語学習に役立てて頂きたい。

【前回は】英語を最短で学ぶための9つのコツ (2)

■7. 文法に固執しない

　文法に固執することは、ときに英語学習、とりわけ英会話力の向上に歯止めをかける原因となる。特に日本人は「聞く・話す」の前に英語の「読書き」から始めるというその奇妙な学習システムがあるせいか、文法に拘ってしまう人が少なくないようだ。

　会話においてのプロセスは、「相手の会話を聞き取って理解する・それに対する答えを考える」となる。だがこの際に、「この場合は現在完了となるので過去分詞で～」「この場合は動詞プラス～ingの形で～」などと頭の中で考えていては、脳みそはパンクしてしまう。

　英語力ゼロから始める場合は全く単語が分からないためそれもやむを得ないが、最低限の日常会話が可能なレベルになったら、完璧な文法で話すことは一旦忘れることが最終的に英語力向上の近道となる。たとえ文法が誤っていても意味は通じる。後から間違いは正すようにすれば良い。

■8. とにかく何度も聞く

　たまに英語力があり発音も自然で会話力もあるのに、スペルが苦手という人を見かけることがないだろうか。それは英語の勉強において「聞く」を重要視しているからだ。そして何度も聞いて覚えたらそれを使う、つまり「話す」を実行する。

　子どもは聞いた単語をそのまま言葉にする。英語学習においてもその素直さが必要だ。

■9. 毎日勉強する

　1日の内、30分でも10分でも5分でも構わない。とにかく毎日勉強することが重要だ。1週間に1時間しか英語に触れる時間が無いのなら、1度に1時間勉強するよりも10分を毎日継続する方が良い。昨今はYoutubeや英会話のアプリ等も豊富にある。いつでも英語に触れる環境を作ることが可能だ。この便利な環境を使わない手はない。

　今回は全9つの内残りの3つを紹介したが、結局最後は何事も継続して続けることが重要なのだ。（記事：newpowersoul・記事一覧を見る）