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米Amazon子会社、人を乗せたロボタクシーの公道走行に成功 世界初
史上初となる乗客を乗せた公道実験に成功したロボタクシー(画像: コーンズテクノロジー発表資料より)[写真拡大]
米Amazonの子会社であるZoox社は、ドライバー不在の無人運転車両(ロボタクシー)を、米カリフォルニア州の公道で乗客を乗せて走行させることに成功したと発表した。ロボタクシーが人を乗せて公道を走ることに成功したのは、世界初という。
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ロボタクシーには、連邦自動車安全基準(FMVSS)で100以上の新しいの安全機能が取り込まれているという。中でも特に注目されているのは、運転制御、単一障害点、ライダー保護の3つだ。
開発は、乗員保護に重点がおかれており、1人1人の乗員を個別に保護できるエアバッグを搭載。車両に何か不具合が起きても、最低限の制御技術で安全に走行できるという。バッテリーなどに重大な不具合が発生すれば、安全に停止してハザードランプを点灯させる。
自律走行させるために、1億5000万以上の視覚を備え、150m離れたあらゆる方向を捉えるという。密集した市街地でも、歩行者が携帯電話を使用している状態なのか認知可能としている。
なおこのロボタクシーには、Teledyne FLIR Systems社製の赤外線カメラも搭載されている。このカメラは、国内でもコーンズテクノロジーが代理店となって取り扱っている。(記事:小泉嘉史・記事一覧を見る)
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