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気象庁、線状降水帯予想のために新型スパコン導入へ
気象庁は23日、「線状降水帯」の発生を事前に予測するための新たなスーパーコンピューター(スパコン)を報道関係者向けに公開した。現行品と比較すると約2倍の計算能力があるとされる。気象庁は現在、全国を5キロ四方ごとに区切って雨量を予測しているが、新たなスパコンを導入することで、雨量の予測範囲を2キロ四方ごとに狭めることができるという。2024年度には、発生予報の範囲を都道府県単位にするとしている。また2025年度には1キロ四方で予測を行えるよう開発を進めていくとしている(読売新聞、NHK)。
これとは別に気象庁は、地球温暖化や線状降水帯に関するデータ取得などで海洋上の観測を強化するため、30年ぶりに観測船を29日に進水させた。気象庁では現在、凌風丸と啓風丸の2隻の気象観測船を運用しているが、新造船は1995年に就航した凌風丸を置き換えることになるそうだ。同船は今後1年かけて観測機器などが設置され、来年3月の完成を目指すとしている(TBS NEWS DIG、テレ朝NEWS)。
あるAnonymous Coward 曰く、 上記の記事でおやっと思ったのは、新スパコンの設置場所が「新スパコンは富士通製で、同社の施設がある群馬県館林市に設置」となっていたこと(館林データセンターらしい)
クラウドが当たり前になって、購入したスパコンもベンダーのデータセンターに設置して使用する時代なのでしょうか?
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