京都市の「空き家新税」が成立の見通し 別荘なども対象

2023年3月24日 16:13

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記事提供元:スラド

政府は京都市が提案した「空き家税」創設に同意する方針を決めたそうだ。これにより京都市は、空き家所有者に独自の税金を課すこととなった。実現すれば固定資産税と合わせて1.5倍程度の税負担となる模様。評価額が低い家屋や、保全が必要な京町家などは非課税となるとしている(共同通信日経新聞)。

あるAnonymous Coward 曰く、 京都市は住宅不足が問題となっており、「空き家新税」により物件の流通を促すことで、若年層や子育て世帯への供給を増やす狙いがあるとのこと。2026年度にも導入の見通しで、物件の税負担はこれまでの1.5倍程度となる見込み。市の試算では、古いマンションを物置として使用しているようなケースで約2万4千円、新築高層マンションの最上階を別荘としているようなケースでは約93万9千円の課税となる。

 なお別のタレコミで

 ところで京都の真ん中にでっかい別荘(本宅という説もあり)があるような気がするんですが、アレにも課税すんですかね。

 との指摘があったが、皇居その他の御用地は全て国の所有となっていることから固定資産税は課税されていないそうだ。おそらく新税に関しても同様の措置が取られると思われる(貝沼建設)。

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