日経平均寄与度ランキング(前引け）～日経平均は大幅続落、ファナックとソフトバンクGの2銘柄で約41円押し下げ

*12:37JST 日経平均寄与度ランキング(前引け）～日経平均は大幅続落、ファナックとソフトバンクGの2銘柄で約41円押し下げ
13日前引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり9銘柄、値下がり215銘柄、変わらず1銘柄となった。

日経平均は大幅続落。437.90円安の27706.07円（出来高概算8億1161万株）で前場の取引を終えている。前週末10日の米国株式市場のダウ平均は345.22ドル安（-1.07%）と大幅続落。金融システムに対する不安から売りが先行。2月雇用統計で賃金の伸びが予想を下回ったことで連邦準備制度理事会（FRB）の大幅利上げ観測が後退し、長期金利が大幅に低下したため、一時上昇する場面もあった。しかし、SVBファイナンシャル・グループの破綻が報じられると、金融セクター中心に売られ大幅続落。その後、イエレン財務長官が金融監督当局幹部を招集、政府も声明で国内の金融システムの強さを強調したため下げ止まった。ナスダック総合指数も大幅続落、主要株価指数がそろって下落した米株市場を受けて、本日の日経平均は前週末比257.76円安の27886.21円と続落でスタート、じりじりと下げ幅を広げる展開となった。

値下がり寄与トップはファナック＜6954＞、同2位はソフトバンクG＜9984＞となり、2銘柄で日経平均を約41円押し下げた。また、日経平均構成銘柄の下落率トップは三菱自動車＜7211＞で7.00％安、同2位はしずおかFG＜5831＞で6.35％安だった。

一方、値上がり寄与トップはエムスリー＜2413＞、同2位はコナミG＜9766＞となり、2銘柄で日経平均を約5円押し上げた。また、日経平均構成銘柄の上昇率トップは川崎汽船＜9107＞で2.39％高、同2位は商船三井＜9104＞で1.99％高だった。

*11:30現在

日経平均株価　　27706.07(-437.90)

値上がり銘柄数　　9(寄与度+8.30)
値下がり銘柄数　215(寄与度-446.20)
変わらず銘柄数　　1

○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
＜2413＞ エムスリー 3301 36 +2.96
＜9766＞ コナミG 6380 70 +2.40
＜9107＞ 川崎船 3430 80 +0.82
＜4452＞ 花王 5052 21 +0.72
＜9104＞ 商船三井 3590 70 +0.72
＜8267＞ イオン 2585.5 12.5 +0.43
＜9101＞ 郵船 3418 23 +0.24
＜9020＞ JR東 7264 3 +0.01
＜9532＞ 大瓦斯 2234 1 +0.01

○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
＜6954＞ ファナック 23525 -605 -20.72
＜9984＞ ソフトバンクG 5244 -99 -20.34
＜6367＞ ダイキン工 23115 -495 -16.95
＜9983＞ ファーストリテ 28595 -140 -14.38
＜4568＞ 第一三共 4294 -124 -12.74
＜9433＞ KDDI 4056 -57 -11.71
＜8035＞ 東エレク 47700 -330 -11.30
＜6762＞ TDK 4675 -95 -9.76
＜6857＞ アドバンテス 11270 -130 -8.90
<4063> 信越化 20260 -240 -8.22
<4543> テルモ 3533 -55 -7.53
<7267> ホンダ 3516 -97 -6.64
<7203> トヨタ自 1857.5 -38.5 -6.59
<6506> 安川電 5390 -190 -6.51
<6098> リクルートHD 3476 -59 -6.06
<6971> 京セラ 6794 -82 -5.62
<6902> デンソー 7383 -164 -5.62
<6273> SMC 69610 -1500 -5.14
<8766> 東京海上 2783.5 -97.5 -5.01
<7272> ヤマハ発 3455 -145 -4.97《CS》