NY為替:米Q4GDP改定値を受けスタグフレーション懸念も

2023年2月24日 07:52

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記事提供元:フィスコ

*07:52JST NY為替:米Q4GDP改定値を受けスタグフレーション懸念も
23日のニューヨーク外為市場でドル・円は、135円36銭まで上昇後、134円49銭まで下落し、134円70銭で引けた。
米先週分新規失業保険申請件数が前回から予想外に減少し6週連続で20.0万件割れとなったほか、米・10-12月期GDP価格指数改定値が予想外に上方修正されたため金利上昇に伴うドル買いに拍車がかかった。同時に、10-12月期GDPが予想外に下方修正され、個人消費改定値の伸びも予想以上に下方修正されたため成長懸念やも存続。スタグフレーション懸念も再燃。また、月末のリバランス絡みで債券買いが強まると、ドルが伸び悩んだ。

ユーロ・ドルは、1.0620ドルから1.0577ドルまで下落して1.0595ドルで引けた。ユーロ・円は143円52銭まで上昇後、142円58銭へ下落。ポンド・ドルは、1.2070ドルへ上昇したのち1.1992ドルまで下落した。ドル・スイスは、0.9316フランから0.9349フランまで上昇した。《MK》

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