「2ちゃんねる」乗っ取り裁判でひろゆき勝訴 知財高裁が乗っ取り認定

2023年1月28日 11:40

印刷

記事提供元:スラド

知財高裁は26日、2ちゃんねるの商標権侵害の問題で西村博之氏(以下ひろゆき)が、フィリピン法人「レースクイーン」に対し、損害賠償などを求めていた控訴審で、知財高裁は賠償請求を退けた一審東京地裁判決を変更し、レースクイーン側に2億1700万円の支払いを命じた(産経新聞神戸新聞NEXT)。

1審判決では、レースクイーンが2004年以降、別の法人とともに掲示板の運営を担い、2012年には運営事業を承継したと認定。商標権の侵害はなかったとして、損害賠償請求を退けていた。知財高裁の裁判長はひろゆきが得るはずだった広告収入を月額500万円と算定し、43か月余りにわたり損害が生じたと判断したとのこと。 

スラドのコメントを読む | 法廷 | ニュース

 関連ストーリー:
特許庁、「2ch」と「2ちゃんねる」の商標を現「2ch.sc」運営側が保有していると判断 2017年11月09日
「2ちゃんねる」、「5ちゃんねる」に改名 2017年10月02日
西村博之氏が出した2ch.netのドメイン紛争処理申し立て、却下される 2016年08月05日
ひろゆき氏、「2ch」の商標を出願 2014年04月25日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事