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Firefox 109 リリース、Manifest V3を有効化しつつV2拡張機能も維持
headless 曰く、 Mozilla は 17 日、Firefox 109.0 をリリースチャネルで提供開始した(The Mozilla Blog の記事、The Verge の記事、Windows Central の記事、リリースノート)。
本バージョンでは拡張機能プラットフォームの Manifest Version 3 (MV3) がデフォルト有効になる一方、MV2 も引き続きサポートされる。これによりuBlock Origin など効果の高いコンテンツブロックやプライバシー保護に MV2 を使用する拡張機能も引き続き利用可能だ。また、MV3 対応拡張機能は新たにツールバーに追加された拡張機能ボタンから管理が可能になる。
Google が拡張機能の信頼性を高めるための対策の一環として発表した MV3 だが、ブロッキング用途での webRequest API の使用が制限され、新たに追加されて declarativeNetRequest (DNR) API を使用する必要がある。DNR API では拡張機能のリクエストに応じて Chrome 側でブロッキングを実行するためプライバシーが向上する一方、高度なブロッキング処理が制限される可能性も懸念されていた。
そのため、Mozilla では MV3 をサポートしつつ当面は MV2 サポートを継続し、ブロッキング用途での webRequest API の使用を認める方針を示していた。一方、Chrome の MV3 実装は遅れており、MV2 の終息などの計画も先送りされている。
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