民法改正で新成人数は例年の3倍近い341万人 20歳人口は前年から6万人減の117万人

2023年1月9日 17:16

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記事提供元:スラド

新年と成人の日にちなみ、総務省統計局が 2023 年 1 月 1 日現在における卯年生まれの人口と新成人の人口を推計している(統計トピックスNo.134)。

今年は民法の一部を改正する法律の施行に伴う経過措置により 1 月 1 日時点で 18 歳 ~ 20 歳の人が新成人となるため、新成人人口はここ数年の 3 倍弱となる 341 人、総人口に占める割合は 2.7 % となった。内訳は 18 歳 112 万人、19 歳 113 万人、20 歳 117 万人。20 歳の人口を比較すると昨年の 123 万人から 6 万人減少、総人口に占める割合も昨年の 0.98 % から 0.05 ポイント少ない 0.93 % となっている。新成人人口を男女別にみると男性 175 万人、女性 166 万人で男性が 9 万人多く、人口性比は 105.6 だという。各年齢でも人口性比に大きな違いはみられず、18 歳と 20 歳が 105.6、19 歳が 105.8 となっている。

卯年生まれの人は 1 月 1 日現在 997 万人で、午年生まれ (969 万人) と酉年生まれ (980 万人) に次いで少ない。総人口に占める割合は 8.0 %。年齢別でみると 48 歳 (1975 年生まれ) が 186 万人で最も多く、171 万人の 72 歳 (1951 年生まれ) と 157 万人の 60歳 (1963 年生まれ) が続く。最も少ないのは 96 歳 (1927 年生まれ) で 20 万人となっている。 

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