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関西からユニコーン企業を 3都連携で「Kansai Startup Mashups」 キックオフイベントも
Kansai Startup Mashupsのロゴ(画像: 交通都市型まちづくり研究所提供)[写真拡大]
一般社団法人交通都市型まちづくり研究所は12月15日、大阪・京都・ひょうご神戸コンソーシアムらと共同で、関西から世界へと挑戦する成長企業を支援するため「Kansai Startup Mashups(かんさい・すたーとあっぷ・まっしゅあっぷす)」を立ち上げたと発表した。大阪、京都、ひょうご神戸が連携し、ユニコーン企業の誕生や成長性が高いスタートアップの創出と支援を目指す。
大阪・京都・ひょうご神戸コンソーシアムは、関連自治体と大学、企業などで構成。内閣府などが推進する「世界に伍するスタートアップ・エコシステム拠点形成戦略」において、2020年7月に「グローバル拠点都市」に選定されており、京阪神でのエコシステム形成に取り組んでいる。
同コンソーシアムでは、2025年の大阪・関西万博を見据えて、2020年度から24年度の間に、京阪神におけるスタートアップ設立数倍増や、ユニコーン企業の創出などを目標に掲げている。
■関西からユニコーン企業輩出を目指す
Kansai Startup Mashupsでは、関西からユニコーン企業を輩出するため、行政、大学、スタートアップの融合を支援する。関西に拠点を置くスタートアップを国内外の投資家へアピールし、関西の老舗企業や最先端技術との相互交流による相乗効果の創出も目指す。今後はこういった取り組みの統一ブランドとして位置づけし、内外への発信を強化していく方針だ。
交通都市型まちづくり研究所は、中小企業やスタートアップの発信をサポートしており、全国でスタートアップ・エコシステムの形成支援を行っている。今回の取り組みでは、これまで行ったスタートアップなどへの支援経験から、そのノウハウやネットワークを活かしたサポートを行い、各種イベントも開催する。
■神戸・大阪・京都でキックオフイベント
ブランド立ち上げに当たり、3都市でそれぞれキックオフイベントを予定している。2023年1月25日には神戸・ANCHOR KOBEで、「Kansai Startup Mashups in KOBE」を開催。関西で活動している起業家やベンチャーキャピタルらが参加し、トークセッションなどを行う。2月7日には京都・engawa KYOTOでも同様のイベントを予定している。
そしてキックオフイベントのメインとなるのは、3月2日に大阪・QUINTBRIDGEで開催される大規模イベント「Kansai Startup Mashups in OSAKA」だ。大阪・関西万博を前にして、京阪神がもつポテンシャルを一体的に発信するという。
1月のイベントの申込みは12月15日より開始されており、参加費は無料。2月と3月のイベントの詳細は今後発表される予定だ。
[PR]制作:財経新聞編集部
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