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家計簿は手書きよりデジタル利用が増加 お金の見える化で家計改善も
保険マンモスは16日、家計管理や家計簿に関する調査結果を発表。調査によると、家計簿をつけているのは約6割以上にのぼることがわかった。
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調査はインターネットを通して行われ、10代~60代の男女360人から回答を得た。
調査によると、お金の管理を自分でしていると答えた人は71%で、既婚家庭においては妻が家計管理をしている人が多い傾向にあることもわかった。また、家計簿をつけているのは全体の6割強であり、つけていないと答えた割合の倍以上だった。
家計簿をつけることによる効果としては、「収支などお金の流れが把握できるようになった」「家計簿アプリを夫婦で共有できるので良い」「無駄使いしないように意識が変わる」などが挙げられている。
家計簿をつける方法として、6割ほどがアプリや専用ソフト、エクセルなどスマホやPCを利用していると回答。現在家計簿をつけていない人でも、今後導入するならアプリを使ってみたいと答えた人は4割強だった。現在の利用方法や今後の導入に関して、いずれも手書きタイプの家計簿を上回る回答が寄せられている。
家計簿アプリを利用している人で最も利用者が多かったのは「マネーフォワードME」。以下「シンプル家計簿」「Zaim」「らくな家計簿」「毎日家計簿」と続く。また、家計簿アプリを選ぶ基準として最も多かったのは「無料で使える」という回答。無料であれば気軽に試すこともでき、のちに有料プランへ変更する足掛かりにもなる。
さらに、家計簿をつけて変わったこととして「家計全体の把握ができるようになった」とした人が最も多かった。次いで「収支のバランスを見るようになった」「節約意識が高まった」と続き、家計簿をつけることで家計改善効果を実感している人が多いこともわかった。
近年スマホを利用したキャッシュレス決済の普及が進み、会計後にレシートを受け取らない人も多く見かけるようになった。利用履歴はアプリ等で確認できるため、レシートは必要ないと考えるのだろう。このようにレシートを受け取らなくても、家計簿アプリを利用すれば自動的に収支が反映される。
アプリにキャッシュレス決済の口座を紐付ければ良く「家計簿をつけている」という感覚すらない。なおかつ無料のアプリであれば、費用が発生せずに家計収支を自動的に管理できるから便利である。
前述したように、無料で利用できる家計簿アプリは多く存在する。それぞれ特色が違うため、自分に合ったアプリはどれであるか探してみることをおすすめしたい。(記事:大野 翠・記事一覧を見る)
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