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「said」を使うのは卒業しよう! 脱初級英会話 (4)
脱初級英会話第4回は「said」に代わるフレーズを紹介する。これまで取り上げたのは、いずれのフレーズも中学英語で出てくるものだ。とくに「said」のような基本となるシンプルな単語には、類義語が多数存在する。今回紹介するフレーズをインプットしていただきたい。
【前回は】「and」を使うのは卒業しよう! 脱初級英会話 (3)
■said
ご存じのように、saidはsayの過去形・過去分詞形である。sayの同義語は以下の様なものが挙げられる。
●claimed
claimを辞書で引くと「(当然のこととして)要求する・要求する・請求する・ (要求によって)獲得する・(矛盾や異議があっても自信をもって)(~を)主張する」と訳されている。
つまり「言う」という意味に「何らかの主張」が含まれている。
I claimed that I would complete the project as soon as possible.
「そのプロジェクトは近いうちに終わらせると主張した」
ちなみに日本語でのクレームの意味はまったくない。日本語のクレームにあたるのは「complaint」である。
●stated
stateには「公式に述べる」という意味がある。政治家や企業の発表などに使われる表現である。日常会話よりはスピーチなどオフィシャルな場面で使われる。
In his speech he stated that this will take over a year.
「彼の発表によるとこれについては1年はかかるだろうとのこと」
●declared
declareは「宣言する・布告する・公表する」などの意味がある。また「自分の立場を表明する・意思表示する・言明する」という意味があり、stateよりもはっきりと述べる・強調するといったニュアンスがある。
He declared that he would marry her.
「彼は彼女との結婚を宣言した」
●argued
argueは「論じる・論議する・(理由などを示して)主張する・説いて~させる・示す」などの意味がある。名詞のargumentと同様「口論する」という意味もあるが、必ずしも争うという意味は含まれない。あるfacts(理由・事実)をもってstateするという意味で使われる。
You argued that this could much worse.
「(ある事実を元に)これはより最悪の事態となるだろうと主張した」
日本語にも「説明する・論じる・申す・述べる・申告する」など「言う」の代替表現は数多くある。これらを覚えるにはアウトプットするしかない。どのような場面でどの単語が用いられるか確認しながら、一度インプットしたらひたすらアウトプットするようにしよう。(記事:newpowersoul・記事一覧を見る)
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