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電子機器の充電端子をUSB Type-Cに共通化の指令案、欧州連合理事会が最終承認
headless 曰く、 欧州連合理事会は 10 月 24 日、各種電子機器に共通の充電端子として USB Type-C 端子の搭載を義務付ける共通充電器指令案の最終的な承認を行った(プレスリリース、9to5Mac の記事、Softpedia の記事)。
共通充電器指令は欧州議会議長と欧州連合理事会議長による署名の後、欧州連合官報に掲載される。指令は官報出版の 20 日後に発効し、その 24 か月後から新ルールが適用される。新ルールでは幅広い範囲のポータブル電子機器でUSB Type-C端子が共通の充電端子として義務付けられるほか、充電器同梱の有無や充電性能を示すピクトグラムを導入する。消費者は新しいデバイスとともに充電器を購入するかどうかを選択できるようになるが、指令発効から4年後に欧州委員会は充電器の別売化を義務付けるかどうかの評価を行う。
充電端子のUSB Type-C化が義務付けられるのは携帯電話・タブレット・電子書籍リーダー・デジタルカメラ・ビデオゲームコンソール・無線マウスとキーボード、ポータブルナビゲーションシステムとなり、発効から40か月後にはノートPCも義務付けの対象となる。無線充電は採用例が増加しているもののデバイス間での共通化が不十分であることから、欧州委員会が共通化や相互互換性の向上を推進していくとのこと。
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