一部日本車に米国の25年ルール適用外の動き 三菱デリカや軽自動車などで

2022年10月5日 08:06

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記事提供元:スラド

米国には古いクルマに対する優遇措置「25年ルール」が存在する。これは製造から25年以上経過した車両に関しては、米国の保安基準を満たしていなくても、輸入や販売、登録が認められる制度。しかしAUTOCAR JAPANの記事によると、米国のメイン州で25年ルールを経て輸入された三菱デリカの登録ができなくなったという騒ぎが出ているという。新規の登録はもちろん、一度登録したデリカに対してもナンバー返納を命じられているそう(AUTOCAR JAPAN)。

25年ルールで連邦政府が輸入を許可しても、公道を走るための登録は個々の州が担当しており、50州それぞれが免許や登録に関する規則を独自に設定することができる。メイン州ではこの制限を三菱デリカに適用、メイン州は、FMVSSステッカーがない車両は公道走行車として登録できないと通知してきたという。具体的な理由ははっきりしないが、メイン州でデリカが登録できなくなったことは確かな出来事だとしている。同様にロードアイランド州では日本の軽自動車の登録を排除する動きがあるという。 

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