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英語が「早すぎて分からない」という人必見! ネイティブの発音攻略法 (6)
シリーズでお届けしているネイティブの発音攻略法。6回目は「特殊であるが会話で頻繁に使われる表現」を紹介する。ネイティブの英語が早すぎて分からない理由の1つに、「学校の授業では教わらないが、頻繁に使われる表現を知らない」ということが考えられる。数ある表現の中から今回は「ain’t」「肯定+否定、否定+肯定の表現」の2つを紹介する。
【こちらも】英語が「早すぎて分からない」という人必見! ネイティブの発音攻略法 (5)
■ain’t
ain’tは否定を表す単語で、これだけで「am not, is not, are not, have not, has not」の全ての代わりに用いられる。
・He is not coming -> He ain’t coming
・I am not gonna do that -> I ain’t gonna do that
したがって非常に便利なフレーズであるため頻繁に用いられるが、非常に口語的である。よく省略されるフレーズ(isn’t, aren’t, wasn’t, wanna, gonna)は、口語的とされるが、それ以上に口語的であり基本的に文章には使われない。また非常に砕けた表現でありビジネスシーンやスピーチには余り適している表現ではない。
だが日常会話では頻繁に使われるため、この表現を知らないと意味が分からないことも多々あるだろう。使い分けが難しいという人は無理に使う必要は無いが、その意味だけでも分かっておくのがおすすめだ。
■肯定+否定=否定、否定+肯定=肯定
「Yeah, no = No」「No, yeah =Yes」となる。日常会話ではよくこの表現は用いられる。
・Q: Do you want a coffee? A: No, year (Yes I do)
・Q: Do you wanna go out tonight? A: Yeah…no. I don’t want to
一聴(一見)するとYesかNoかどっちか分からないように聞こえるが、最終的に最後に来た回答が答えとなる。またイントネーションからも理解できる。とても単純な表現だがこれも日常会話では頻繁に使われる。
今回紹介したフレーズは非常にシンプルであり、覚えることそれ自体は難しくないはずだ。只そこには微妙なニュアンスが含まれており、それを理解するのは実際に使ってみないと分からないだろう。是非自身のボキャブラリーにストックして頂きたい。(記事:newpowersoul・記事一覧を見る)
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