リト ストラクチャー 2023年春夏コレクション - 過去と今を繋ぐ「日常着」

2022年9月2日 08:16

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記事提供元:ファッションプレス

 リト ストラクチャー(rito structure)の2023年春夏コレクションが発表された。

■過去と今を繋ぐ「日常着」

 「Weave a time ~時を紡ぐ~」をテーマに掲げた今シーズン。今あるものと過去のものを“大切に繋げる、集める、再構築する”をキーワードに、独創的で現代的な視点で捉えた日常着を提案していく。

■ファンシーツイードのセットアップ

 たとえば、ショートジャケットとタイトスカートのセットアップや、Vネックワンピースには、過去のシーズンに使用した生地をテープ状に裁断し、ションヘル織機で丁寧に織り込んで作り上げたという今季のテーマを象徴するような素材「ファンシーツイード」を使用。いずれも縦のラインを強調させるようなすっきりとしたシルエットに仕上げることで、リト ストラクチャーらしいモダンな印象に仕上げているが印象的だ。

■ロゴを再構築したグラフィック

 リト ストラクチャーのブランドロゴを分解し、再構築したというユニークなグラフィックも目を引く。歩くたびにひらひらとなびく繊細な生地で仕立てたブラウスやスカートにロゴの一部を切り取ったグラフィックを繰り返しプリントし、個性的な表情をプラスした。

■サステナブルなデニムシャツ

 また、今季もサステナブルな素材を使用したアイテムを幅広く展開。天然繊維のヘンプを緯糸に使用したデニムシャツやパンツ、“究極のサステナブル原料”と称される「カポック」を中綿として使用したシャツやトレンチコート、ベストなどが揃う。

■軽やかなカラーパレット

 カラーパレットは、ブラックやグレーといったベーシックカラーを基調としながらも、心地よい春夏を祝福するような軽やかさを感じさせる色味も採用。イエローやグリーンで展開されるジャケットやパンツがコレクション全体に軽快なリズム与える。

※本記事はファッションプレスニュースから配信されたものです。ファッションプレスでは、ブランド、デザイナー情報、歴史などファッション業界の情報をお届けしています。

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