米ニューヨーク市、核攻撃から身を守る行動を市民に指南

2022年7月19日 08:59

印刷

記事提供元:スラド

米国・ニューヨーク市の危機管理局が 11 日、市が大規模な核攻撃を受けた場合に市民が安全を守るために重要な 行動をポッドキャスト番組で公開した(The Register の記事Bloomberg の記事ポッドキャスト動画)。

安全を守る行動は以下の 3 ステップ。 できるだけ速く建物の中に入る。自動車内は不可 
 窓や扉を閉じ、建物内にとどまる。なるべく窓や扉から遠い位置に退避し、可能であれば地下室に退避する。爆発後の屋外にいた場合は衣服をすべて脱いでごみ袋などにまとめ、体をよく洗う 
 メディアから情報を収集し、市のアラートシステムに登録する。屋外に出ても安全だと公式発表があるまで退避を続ける しかし、市が直接攻撃を受けたら退避する以前に多くの人が死んでしまうとみられ、水道が安全に使用できるか、メディアやアラートシステムが機能するかどうかもわからない。そのため、市がこのような情報を公共広告 (PSA) にしたことへの批判もみられる。

 スラドのコメントを読む | idleセクション | idle | 原子力

 関連ストーリー:
シアトル断層で地震が発生すると津波が湾内で発生し、数分でシアトル市などの沿岸部に到達する 2022年07月12日
気象庁、気象等や噴火に関する特別警報メールの配信終了計画をいったん見送り 2021年10月16日
東京アラート、発動 2020年06月03日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事