飲食物の味と見た目を変える装置「TTTV2」開発 明治大

2022年7月15日 08:21

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記事提供元:スラド

明治大学は8日、飲食物の味と見た目を変える装置「TTTV2」(Transform The Taste and Visual appearance)を開発したと発表した(明治大学)。

発表によれば、甲殻アレルギーを持っている人でも安全にカニクリームコロッケ味を体感できるという。この装置は、総務省「異能vationプログラム」で宮下教授が開発した「味わうテレビ TTTV」を発展させたものだそうで、基本五味(甘味、酸味、塩味、苦味、うま味)や辛味などの味を感じさせる液体を飲食物に吹きかけることにより、対象の食物の味を変更することができるらしい。

元飲食物Aと目標飲食物Bを味覚センサーで測定し、味の差(B-A)を算出、この味の差を元飲食物Aにかけることで、目標飲食物Bの味に近づけることができる模様。また可食インクの印刷物を用いることで、見た目に関しても偽装することが可能になるとしている。 

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