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Thunderbird 102.0、リリース アドレス帳機能強化など大型更新
Thunderbird Projectは28日、オープンソースのメールソフトであるThunderbirdのメジャーアップデート版にあたる「Thunderbird 102.0」を正式公開した。窓の杜によると、今のところ「Thunderbird 91」シリーズからアップデートすることはできないという(Thunderbirdリリース、MozillaZine、リリースノート、How-to Geek、窓の杜)。
Thunderbird 102.0では、アドレス帳機能の大幅な強化が図られた。デザインが大幅に変更されたほか、新しい情報フィールドが追加されることで登録アドレスの管理がしやすくなったとされる。アドレス帳のデータ形式は業界標準であるvCard仕様に対応し、Outlook、SeaMonkeyといったほかのサービスへのデータのエクスポートやインポートが容易になった。なお、公式のアナウンスによれば新たに採用されたデザインは、来年登場予定の「Thunderbird 114」で採用される新しいUX/UIのひな形になるものだととしている。
また各機能に簡単にアクセスできるSpacesツールバーが中央に表示される形に変更された。またユーザーが任意にボタンを設定することもできるとしている。メッセージヘッダーが再設計されたほか、オープンソースの通信プロトコルである「Matrix」をサポートするといった変更がおこなわれているとのこと。
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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
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