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英政府、cookie保存をオプトアウト化へ
英デジタル・文化・メディア・スポーツ省は 17 日、cookie 保存のオプトアウト化を含む EU 離脱後の新しいデータ保護法案 Data Reform Bill の概要を公表した(ニュースリリース、The Guardian の記事、The Register の記事、BetaNews の記事)。
現在のオプトイン方式では新しいサイトへアクセスするたびに cookie の保存許可を求める画面が表示され、ユーザーの操作が必要になる。オプトアウト化することで確認画面の表示が減り、ユーザーの負担も減るとのこと。方法としてはブラウザー側の設定で cookie を保存するかどうか決めるといったものを想定しているようだ。
このほか、データ保護に関する企業の負担減や、ユーザーの承認なくマーケティング目的で連絡した場合の罰金増 (GDPR の 35 倍以上)、情報コミッショナー事務局 (ICO) の近代化、科学研究目的でのユーザー情報収集の容易化、国際的データ移動の容易化が挙げられている。
cookie のオプトアウト化に対しては、ユーザーをスパイすることがデフォルトになるなどといった批判も出ているが、ブラウザー側の設定でオプトアウトできるなら問題ない気もする。スラドの皆さんのご意見はいかがだろうか。
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