オーストラリア、潜水艦契約破棄めぐりフランス企業と和解へ

2022年6月15日 16:24

印刷

記事提供元:スラド

オーストラリアが2016年に結んだフランスとの次期潜水艦の共同開発契約を2021年9月に破棄、代替として米国製原子力潜水艦の導入を決めた問題では、豪仏の両国間に緊張関係を生んでいた。この緊張問題が1年越しに解決に至ったようだ。豪アルバニージー首相は11日、仏政府系の造船企業ナバルグループに対し、5億5500万ユーロ(約790億円)の損害賠償を支払うことで和解した。豪政権が5月に中道左派のアルバニージー氏に変わったことも和解のきっかけになったようだ(AFPBB News読売新聞時事ドットコム)。

 スラドのコメントを読む | 軍事 | オーストラリア

 関連ストーリー:
フランス軍情報当局トップがロシアのウクライナ侵攻を予測できなかったとして解任される 2022年04月04日
台湾と中国の緊張感が高まる中、米軍が秘密裏に台湾軍を訓練 2021年10月13日
オーストラリア、フランス製の次期潜水艦を破棄し原子力潜水艦導入へ 2021年09月17日
米韓、韓国ミサイル最大射程800km制限する「米韓ミサイル指針」解除で合意へ 2021年05月28日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事