Tencent製オンラインゲーム、中国で新規認可されない状況が1年以上続く

2022年6月10日 16:57

印刷

記事提供元:スラド

headless 曰く、 中国政府の国家新聞出版署 (NPAA) は 7 日、6 月分の国産オンラインゲーム認可リスト 60 本を公開した(South China Morning Post の記事)。

NPAA は国産ゲームの新規認可リストを 2019 年 6 月以降毎月発表していたが、2021 年 7 月分として 87 本が発表されて以降、2022 年 4 月分として 45 本が発表されるまで新規認可がない状態が続いていた。6 月分が発表されたことで認可の正常化が期待されるが、4 月・6 月ともに大手 Tencent Holdings (腾讯) と NetEase (网易) のタイトルが 1 本も含まれていない。NetEase のタイトルは昨年 7 月分に 1 本含まれていたが、Tencent の国産タイトルが認可されたのは 2021 年 5 月分が最後となっている。このような状況を受けて、香港市場で Tencent の株価は昨年 7 月比 34 % 下落しており、NetEase も同期間で 7.5 % 下落しているとのことだ。

 スラドのコメントを読む | ITセクション | 政治 | インターネット | ゲーム | IT | 中国

 関連ストーリー:
日本に文化侵略された米国でゾンビと戦うアクションRPG「昭和米国物語」 2022年01月12日
中国当局のゲーム規制により、ゲーム関連会社1万4000社が閉鎖と報じられる 2022年01月07日
中国政府、グローバル版Steamへのアクセス規制を強化した可能性 2021年12月27日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事