メキシコペソ円は、押し目買いが継続しよう サンワード貿易の陳氏(花田浩菜)

2022年6月8日 17:37

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記事提供元:フィスコ

*17:37JST メキシコペソ円は、押し目買いが継続しよう サンワード貿易の陳氏(花田浩菜)
皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター花田浩菜の気になるレポートです。今回は、メキシコペソ円についてのレポートを紹介します。

陳さんはまず、メキシコペソ円について、『押し目買いが継続しよう』と述べています。

続けて、『メキシコペソは力強い上昇を見せている。節目の6.5円をブレイクしてからは一気に6.6円台まで上昇し、週明け6日には6.695円と年初来高値を更新した。メキシコ中銀は12日の政策会合で、政策金利を0.5ポイント引き上げて、7.0%とした』と伝えています。メキシコ中銀は、『インフレ率が目標上限である4.0%を下回る時期は2023年4~6月期以降になるという見方から、追加利上げが予想されており、買いが継続している』と述べています

また、『世界的に食料品価格の上昇が続いていることから、メキシコのインフレはさらに上昇しよう。9日に発表される5月消費者物価指数(CPI)は前年比予想+7.96%と前回の7.68%より上昇する見込み。原油価格が堅調に推移していることも産油国のメキシコには好感されている。また、労働移民による米国からの送金も増えており、ペソ買いをサポートしている』と示唆しています。

さらに、『メキシコ銀行は1日、外国からメキシコへの4月の送金額が前年同月比16.6%増の約47億1800万ドル(約6100億円)になったと発表した。主な出稼ぎ先である米国で失業率が低水準で推移しており、母国であるメキシコに住む家族への送金が増えた。前年同月を上回るのは24カ月連続。5月には母の日があるため、送金額が増えると予想されている』と伝えています。

こうしたことから、陳さんは、今週のレンジについて、『6.50円~6.80円』と予想しています。

参考にしてみてくださいね。

上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の6月7日付「メキシコペソ円今週の予想(6月6日)」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコリサーチレポーター 花田浩菜《FA》

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