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リンナイ、水素100%で稼働する家庭用給湯器を開発
記事提供元:スラド
リンナイが水素だけを燃料とする世界初の水素給湯器の開発に成功したそうだ。水素とガスを混ぜて燃やす技術はこれまでもあったが、水素100%は今回が初めてであるという(リンナイリリース、時事ドットコム、日経新聞)。
水素は燃焼しても二酸化炭素(CO2)を排出しないといった特徴がある。水素給湯器では「爆発の危険性」「不安定な燃焼」が課題となっていた。また水素の燃焼速度が速いことから、バーナー付近で水素が燃える「逆火」が発生しやすいといった問題もあったという。同社はこれらの問題をガス機器開発で培った燃焼技術や流体制御技術を用いてこれを解決したとしている。開発された水素給湯器は既存のものと同様に、天然ガスでも稼働させることができるとのこと。水素インフラの整備が進む英国やオーストラリアなどで2030年ごろに投入する計画であるとしている。
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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
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