ワクチン接種日不明を未接種扱いに 厚労省の統計で

2022年5月31日 08:40

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記事提供元:スラド

maia 曰く、 名古屋大学の小島勢二名誉教授が、新型コロナワクチンに関わるデータがおかしいと気づいて、政治家を介して厚労省に指摘した(TBS)。

オミクロン株以降、海外ではワクチンの感染予防効果が20%程度になったが(この数字は記事による)、日本では90%程度あったという。実際にそういう発表もある。何が起きたかというと、陽性者に医者はワクチン接種の有無を確認するのだが、接種済でも接種日不明(具体的には日付未記入)の場合、ワクチン未接種に分類されていたという。4月11日からデータはしれっと修正されたそうだ。ただし、未接種者と2回目接種済みでは感染予防効果が変わらないという結論になった。

今は3回目接種もあり、ワクチンの効果をめぐる話は錯綜するので、ここでは統計上の訳の分からない話という事で。

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