PayPayカード、約29万人の信用情報を誤登録 他社の審査に影響与えた可能性も

2022年5月20日 17:06

印刷

記事提供元:スラド

PayPayカードは16日、ユーザーの信用情報を信用情報機関のシステムに誤って登録したと発表した。この影響により誤登録されたユーザーのクレジットカードの契約などに影響した可能性がある(PayPayカードリリース日経クロステック[ITmediaケータイ Watch)。

同社は、ユーザーの契約情報を指定信用情報機関のシー・アイ・シー(CIC)に月次で提供しているそうだ。4月17日から5月2日の期間、登録設定の誤りにより一部ユーザーの債務残高や支払い情報が間違ってCICに登録されてしまったという。日経クロステックの記事によれば「2022年4月分のデータを作成している際にシステム不具合が生じ、そのリカバリー手順を誤った」とのこと。これにより最大で28万9873人の与信判断に影響が生じた可能性があるとしている。同社は判明後に速やかに修正を行い、現在は正しい内容が登録されているとしている。 

スラドのコメントを読む | セキュリティセクション | ニュース | IT | お金 | データベース | 情報漏洩

 関連ストーリー:
貸出金利を無料にする代わりに信用情報で儲けるビジネスモデルのアプリ 2022年04月04日
2020年版パスワードを正しく使用していない人・団体のランキング、1位はTwitter従業員、2位はZoomユーザー 2020年12月05日
Canon USA、7月から8月に不正アクセスを受けて従業員の個人情報が流出 2020年11月29日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事