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無償版G Suite、非営利の個人はカスタムドメイン含めて引き続き利用可能に
headless 曰く、 Google が提供終了を発表していた従来の無償版 G Suite だが、非営利の個人限定で提供を継続することになったようだ(Google Workspace 管理者ヘルプの記事、9to5Google の記事)。
従来の無償版 G Suite は 16 年前から提供されており、2012 年に提供終了が発表されたものの既存ユーザーへの提供は続いていた。ところが Google は今年 1 月、7 月 1 日以降は利用できなくなるとして、有料の Google Workspace サブスクリプションへアップグレードするよう促した。
しかし、長年利用していたユーザーの反発は強く、Google Workspace 管理者ヘルプの記事には個人ユーザーなら従来の無償版 G Suite を使用し続けられることを示唆する記述が追加され、企業ユーザー向けには無償の Google Workspace Essential Starter エディションが発表された。4 月にはアップグレード期限も 1 か月延期され、カスタムドメインや複数のユーザーを管理する機能を必要としないユーザー向けに (営利・非営利にかかわらず) 料金不要のオプションを提供する計画が示されていた。
今回のヘルプ記事更新では料金不要のオプションに関する記述が削除され、従来の無償版 G Suite が 6 月 27 日以降ビジネス目的で使用できなくなること、アップグレードしなくてもその他の Google サービスや購入済み有料コンテンツが引き続き利用できることが明記された。一方、個人の非営利ユーザーに限り、手続きをすることで Google Workspace へのアップグレードを無効にして従来の無償版 G Suite を使い続けられるようになる。
何も対応しない場合は 8 月 1 日以降アカウントが無効になるので、Google Workspace にアップグレードするか、非営利目的で使用するためにアップグレードを無効にする必要がある。また、個人の非営利ユーザーが 1 月 19 日以降に Google Workspace へアップグレードしてしまった場合、Google サポートに連絡することで従来の無償版 G Suite へ戻すことが可能とのことだ。
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