群馬大ら、O157の無毒化に成功 多孔質炭素で吸着

2022年5月12日 11:14

印刷

記事提供元:スラド

群馬大学などの研究チームは6日、大腸菌の一種である「O157」の毒素の弱毒化ができたとする発表をおこなった。O157に感染すると、重度の下痢や急性腎不全や急性脳症を併発し、重症化することが知られている。今回の研究では、マクロ孔をもつ多孔質炭素を利用することで、O157が産生するベロ毒素や3型分泌タンパク質を吸着させ、これらを無毒化することに成功したという(群馬大学プレスリリースNHK日経新聞)。

pongchang 曰く、  活性炭、ポアサイズで選択性をたかめるのね。
でも焼き肉と一緒に食べても毒素が増えるのはもう少し後なのでタイミングは難しい。潜伏期間は3~5日、症状が出てからになる。それとも1週間くらい内服続ける?

 スラドのコメントを読む | 医療

 関連ストーリー:
正露丸でアニサキスが死ぬことを試験管実験で確認、通常使用により消化器官内でも殺せる可能性も 2021年09月14日
都内保育園の給食で食中毒。原因は「ヒスタミン」 2020年11月19日
パッケージの「生」で生食の勘違い。秋鮭を生で食べて食中毒に 2020年11月14日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事