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栃木の宇都宮駅東口整備事業、14階建て複合施設の名称が「ウツノミヤテラス」に
複合施設の開業イメージ(住友商事発表資料より)[写真拡大]
次世代型路面電車の芳賀・宇都宮LRT(ライトレール)の2023年春開業に向け、起点駅の栃木県宇都宮駅東口で整備されている14階建て複合施設(宇都宮市宮みらい)の名称が、「Utsunomiya Terrace(ウツノミヤテラス)」と決まった。施設を整備する住友商事が明らかにしたもので、カンデオホテルズ宇都宮、スーパーの「ヨークベニマル」、飲食・物販店、オフィスなどを集め、8月に開業する予定。
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宇都宮駅東口整備事業は、新時代に飛躍する宇都宮市の玄関口にふさわしい姿に周辺2万6,000平方メートルを再開発する計画。2棟の複合施設、コンベンション施設、分譲マンション、脳神経脊髄脊椎外科の高度専門病院、交流広場、市営駐輪場などを設ける。宇都宮市と野村不動産、住友商事など16社の企業グループが連携して工事を進め、高度専門病院や市営駐輪場が既に完成している。
このうち、ウツノミヤテラスは約7,700平方メートルの敷地に建つ鉄骨14階建て延べ約3万7,400平方メートル。名称には街の顔として長く愛される施設に育ってほしいという思いを込めたという。
1~6階に商業施設が入り、ヨークベニマルのほか、餃子の「宇都宮みんみん」、レストランの「プリオ」、日光の老舗和菓子店「日昇堂」、地元コーヒーショップの「アイランド・ストーン・コーヒー・ロースターズ」などの入居が決まっている。5~14階には全288室のカンデオホテルズ宇都宮が入居する。
ライトレールは北米や欧州で普及している次世代型路面電車で、国内では富山県富山市が導入している。芳賀・宇都宮LRTは宇都宮駅東口と芳賀工業団地間の14.6キロを結んで運行する予定。起点の宇都宮駅東口は、2023年春の芳賀・宇都宮LRT開業で、鉄道、路線バスに加えてライトレールが発着する北関東有数の交通結節拠点になる。(記事:高田泰・記事一覧を見る)
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