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NY原油は100ドルを回復、上値を試す展開か サンワード貿易の陳氏(花田浩菜)
*10:07JST NY原油は100ドルを回復、上値を試す展開か サンワード貿易の陳氏(花田浩菜)
皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター花田浩菜の気になるレポートです。今回は、原油についてのレポートを紹介します。
陳さんはまず、『NY原油は100ドルを回復、上値を試す展開か』と述べています。
続けて、『NY原油は、ウクライナ情勢の悪化で原油供給が混乱するとの思惑から上昇。ロシア軍がウクライナ東部のマリウポリの攻略を進める一方、再び首都キーウ(キエフ)を攻撃することも辞さない姿勢を示した。戦闘激化や欧米などによる対ロシア制裁の強化で、原油供給量が減少するとの懸念が強い』と伝えています。
また、『プーチン大統領は12日、停戦交渉に関して、ウクライナ側の翻意によって「再び行き詰まりの状態に戻った」と非難し、合意に達しない限りは当面戦闘を続ける意向を示したことも、供給混乱に対する警戒感を強めた』とし、『ロシアは世界2位の原油輸出国。プーチン大統領は、ロシアのエネルギー輸出を西側諸国から他地域へ振り向けることは容易と発言』と言及しています。
次に、『国際エネルギー機関(IEA)の4月月報によると、2022年の世界の石油需要見通しは日量9940万バレルで前月の予想から26万バレル下方修正した。前年比の伸びは日量190万バレルとなる見込み。一方、2022年のOPEC原油を除く世界の総石油供給量は前年比日量200万バレルの伸びで、前回から10万バレル下方修正された。需要が供給を上回るとの見方を強めたようだ』と解説しています。
さらに、『今週末のイースター休暇から、北米はドライブシーズンが始まる。ガソリン需要は増加しよう。原油相場が上値を試す可能性も高いだろう』と示唆しています。
こうしたことから、陳さんは、NY原油について、『100ドルを軸にしたもち合いとなり、値固め局面となりそうだ。95~115ドルのレンジを想定する』とし、東京ドバイ原油については、『為替の円安基調にサポートされて、予想通りに7万円台に上昇した。今後の予想レンジは、6万5000円~7万5000円』と予想しています。
参考にしてみてくださいね。
上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の4月14日付「NY原油は100ドルを回復、上値を試す展開か」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。
フィスコリサーチレポーター 花田浩菜《FA》
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