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海外の注目経済指標:3月米消費者物価コア指数は2月実績を上回る可能性
*14:25JST 海外の注目経済指標:3月米消費者物価コア指数は2月実績を上回る可能性
4月11日−15日週に発表される主要経済指標の見通しについては、以下の通り。
■12日(火)午後9時30分発表予定
○(米)3月消費者物価コア指数-予想は前年比+6.6%
2月は中古車、住居費、航空運賃の上昇が目立った。この状況は3月も変わっていないとみられており、他の項目もやや高い伸びとなる可能性があることから、3月のコアインフレ率は2月実績を上回る可能性がある。
■13日(水)発表予定時刻は未定
○(中)3月貿易収支-1-2月期実績は+1160億ドル
参考となる1−2月期の輸出額はドルベースで前年同期比+16.3%とまずまず順調。輸入額は前年同期比+15.5%と順調。外需は多少持ち直しているが、輸入額は増える可能性があることから、貿易黒字額が高水準となる可能性は低いとみられる。
■14日(木)午後8時45分結果判明
○(欧)欧州中央銀行(ECB)理事会-主要政策金利は据え置きの公算
ロシアのウクライナ侵攻を受け、経済見通しに対するリスクは大幅に増大した。ECB理事会はインフレ率が中期的に目標の2%で安定するとの基本シナリオを維持しているが、ウクライナでの戦争は、供給サイドの制約を再び悪化させる可能性があることから、利上げ時期が多少早まる可能性は残されている。
■14日(木)午後9時30分発表予定
○(米)3月小売売上高-予想は前月比+0.5%
参考となる2月実績は前月比+0.3%。ガソリンスタンドとフードサービスの販売が主に増加した。個人消費意欲はまずまず堅調との見方はあるものの、インフレ高進の影響は無視できないため、ガソリンスタンド、フードサービスを除く部門の売上が伸び悩んだ場合、全体の売上高は予想下回る低い伸びにとどまる可能性がある。
○その他の主な経済指標の発表予定
・11日(月):(中)3月消費者物価指数、(英)2月鉱工業生産
・12日(火):(日)3月国内企業物価指数、(独)4月ZEW景況感調査期待指数
・13日(水):(中)3月貿易収支、(NZ)NZ準備銀行政策金利発表、(米)3月生産者物価指数
・14日(木):(米)4月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値
・15日(金):(米)3月鉱工業生産《FA》
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