デザイナーにブラシやテクスチャもオリジナル指定、過剰なパクリ判定が影響か

2022年4月8日 07:34

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記事提供元:スラド

最近のネットでは写真トレースなどが問題になりがちだが、ゆうたONEさんのツイートによると、クライアントがそうした問題からの炎上を過剰に警戒するあまり「ブラシやテクスチャすらも「商用利用可能な外部素材も使用禁止、ご自身で製作した素材のみで作成して」などと言われることが出ているという。同氏は冗談含みではあるものの、このままだと「雷の使いたいから巨大な雷落ちてくるの待ち」みたいなことになるぞと警戒を強めている(ゆうたONEさんのツイートTogetter)。

これはクライアント側が著作権に関する知識が少ないことも影響していると思われる。世の中には炎上している事例は、商用利用可能な素材などを使わず、著作権上問題のある図柄などを許可無くトレースしたりしていることが原因だ。しかし、最近ではレイアウトや構図といったレベルでの一致でもパクリ指摘などがネット上で横行しており、そうしたことがクライアント側の警戒を過剰に強める要因になっているのかもしれない。 

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