IE11利用する Windows 10と11、アップグレードのブロック対象に

2022年4月3日 16:44

印刷

記事提供元:スラド

Microsoft は 3 月 31 日、Internet Explorer 11 (IE11) を利用している Windows 10 環境を Windows 11 アップグレードのブロック対象に追加した(Windows 11 の既知の問題と通知 英語版Neowin の記事BetaNews の記事Ghacks の記事)。

Windows 11 はスタンドアロン版の IE11 が利用できずMicrosoft Edge の IEモードで利用することになるが、アップグレード前に IE11 から Microsoft Edge へのデータインポートを実行していなければ IE11 のデータにアクセスできなくなる可能性があるという。影響を受けるのは IE11 をメインブラウザーとして利用しているか、既定のブラウザーに設定している環境とされる。

Microsoft では Microsoft Edge の今後のリリースで問題を解決すべく取り組んでおり、まだ Windows 11 にアップグレードしていない環境および、Microsoft Edge で IE11からのデータインポートを実行せずに Windows 11 にアップグレードした環境のいずれでも問題を解決できるとのことだ。 

スラドのコメントを読む | ITセクション | アップグレード | インターネットエクスプローラ | Windows | IT

 関連ストーリー:
Microsoft、IE11 退役を前に IE モードを強化 2022年04月02日
Google 検索、Internet Explorer 11 のサポートを終了 2021年10月03日
Internet Explorer、まだ使ってる? 2021年08月21日
Windows 10 バージョン20H2、幅広い展開の準備が整う 2021年05月23日
Windows 10 Insider PreviewでIE11が無効化される 2021年05月22日
Microsoft、Internet Explorer 11のサポート終了時期を発表 2021年05月21日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事