電球型蛍光灯、25年末に禁止へ 「水銀に関する水俣条約」締結国会議で決定

2022年3月29日 00:10

印刷

記事提供元:スラド

インドネシア・バリ島で開催された「水銀に関する水俣条約」第4回締約国会議が26日に閉幕した。この会議では小型の電球形蛍光灯について2025年末までの禁止が決められたという。17年に発効した同条約の付属書では、水銀含有量が少ない一部の蛍光灯等に除外規定があったが、LED照明の普及が進んだことから、アフリカやEUからこうした除外規定をなくす提案が出ていた。除外規定に該当していた直管蛍光灯は参加者間で意見が割れたことから結論は次回に持ち越されたとのこと。次回会議は23年10月30日~11月3日にスイス・ジュネーブで開催されるとしている(日刊スポーツ)。 

スラドのコメントを読む | ハードウェアセクション | 地球 | ハードウェア | 電力

 関連ストーリー:
NEC、照明事業を売却へ 2018年12月03日
パナソニック、2019年に蛍光灯照明器具の生産を終了 へ 2017年10月06日
九州全域で照明がちらつく「電圧フリッカ」発生、太陽光発電設備の普及が原因 2017年05月08日
「バイオレット光」に近視進行の抑制効果があることが発見される 2017年01月01日
東芝ライテック、2017年3月をもって蛍光灯器具の製造中止 2016年06月15日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事