新デザインのメモ帳やメディアプレイヤー、非InsiderのWindows 11にも提供開始

2022年2月18日 16:20

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記事提供元:スラド

headless 曰く、 Microsoft は 15 日、Windows 11 に新デザインの「メモ帳」アプリや「メディアプレイヤー」アプリを提供開始すると発表した(Windows Experience Blog の記事)。

これらのアプリは既に Windows Insider Program に参加するWindows 11 に提供されていたが、非 Insider 環境でも利用できるようになった。いずれも Microsoft Store で提供されており、アプリを更新すれば新デザインが利用可能になる。

メモ帳は 2018 年以降次々新機能追加されており、Windows 11 では Microsoft Store での提供となっているが、これまで画面デザインは Win32 版から大きく変更されることはなかった。新デザインではダークモードに対応し、UWP アプリスタイルの設定画面や、新しい検索・置換ダイアログが導入されているほか、マルチレベルのアンドゥ・リドゥ機能も利用できる。メディアプレイヤーは Windows Media Player の後継ではなく Groove ミュージックアプリの後継で、画面デザインも Groove ミュージックを踏襲している。そのため、Microsoft Store で Groove ミュージックを更新すると「メディアプレイヤー」に置き換えられる。

また、Windows 11 上で Android アプリのインストールと実行を可能にする Amazon Appstore プレビュー版も非 Insider 環境で利用可能になっている。Amazon Appstore はシステム要件を満たす環境で「Microsoft Store」アプリを最新版に更新すればインストールできるようになるようだ。ただし、「設定」で地域のオプションを米国にしておかなければインストールできなかった。また、スケーリング設定によってはセットアップウィザードのボタンがはみ出てしまい、操作できなくなることがある。なお、日本語環境でも Amazon Appstore は利用可能で、この場合は Amazon.co.jp のアカウントを使用することになる。

このほか、15 日に提供が始まった 2 月のプレビュー版更新プログラム (C リリース) KB5010414 (ビルド 22000.527) をインストールすると、タスクバーのウィジェットボタンに天気が表示されるようになり、職場・学校アカウントの Microsoft Teams ではタスクバー上の操作でマイクのミュート・アンミュートや開いているアプリのスクリーンショット共有が可能になるなど、タスクバーの機能が強化される。

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