JR池袋駅周辺で再整備計画、東西の行き来改善 西武売却は影響するか

2022年2月9日 08:43

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記事提供元:スラド

東京都豊島区がJR池袋駅周辺の再整備を進めている。区の方針としては新旧様々な施設が混在するごちゃごちゃした池袋らしさを残しつつ開発を進めたいのだそうだ。池袋では駅周辺に商業施設が集中しその結果、駅から人が出ない『駅袋』という状態に陥っていた。新たな整備計画では建築家の隈研吾氏の監修の元、駅東側と西側の行き来を促し、街全体の回遊性を高めるという構想を進めるという(産経新聞)。

この方法として池袋駅の東口と西口の一部車道をそれぞれ歩行者専用道路に転用、東西に分かれた周辺地域を徒歩で移動しやすくする考え。このほかにもバス、タクシー乗り場を集約した車道の交通広場を設けたり、道路の占用許可基準を緩和し、イベント開催や露店営業を促すなどの考えがあるとしている。区制施行100周年となる令和14年(2032年)の竣工を目標に、地権者との調整などを行うとしている。

なおこの再開発報道と前後して、そごう・西武を所有しているセブン&アイ・ホールディングスが両社を売却する方針を決めたことが報じられている。西武池袋本店などの扱いに関しては池袋駅の再整備に影響する可能性がある(時事ドットコム今知りたいセブンと百貨店 そごう・西武売却まとめ読み【時系列】百貨店事業売却へ セブン&アイとそごう・西武の15年)。 

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