Firefox 96で一時接続障害 原因はHTTP3のバグ

2022年1月18日 11:26

印刷

記事提供元:スラド

Firefoxで13日、午後4時50分ごろからパフォーマンスが著しく低下したり、Webサイトが開けなくなる問題が発生、各所で騒ぎになっていたという。公式Twitterによれば、クラウドプロバイダー側のデフォルト設定の変更により、HTTP3接続に関する問題が誘発されたのだそうだ。特定条件下でヘッダーの解析処理が無限ループに陥る問題も生じていた模様(Firefox公式TwitterMozilla窓の杜ITmedia)。

Mozillaは翌14日、こうした不具合に対処したメンテナンスアップデートv96.0.1を公開した。修正点は2点あり、HTTP3接続に関するトラブルに対処するためcontent-lengthヘッダーの解析処理を改善。このほかWindows版「Firefox」で[システムのプロキシ設定を使用する]オプションを有効化している場合に、プロキシルールの例外が機能しない不具合に対処したとしている(Firefoxサポート公式Twitter窓の杜ITmedia)。 

スラドのコメントを読む | ITセクション | Firefox | バグ

 関連ストーリー:
Firefoxからmicrosoft.comに接続できないトラブル、最新版v95.0.1で解消 2021年12月20日
Debian、Webブラウザーサポートで悲しい状況に 2021年12月11日
Firefox 95 リリース、新しいサンドボックス技術 RLBox が全プラットフォームで有効に 2021年12月08日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事