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企画展「徳川一門―将軍家をささえたひとびと―」江戸東京博物館で
企画展「徳川一門―将軍家をささえたひとびと―」が、2022年1月2日(日)から3月6日(日)まで江戸東京博物館で開催される。
■“外”から徳川家を支えた人々に注目
「徳川一門―将軍家をささえたひとびと―」は、御三家・御三卿など“外”から将軍家を支えた徳川のひとびとの活躍を、徳川宗家に伝来するゆかりの品々を通して紹介する展示。
江戸幕府草創期「プロローグ」から、1章、2章、3章、幕府の終焉「プロローグ」の構成で、時系列に沿って徳川家の盛衰を追っていく。
■プロローグ ―将軍家康―
260年あまりにわたり続いた“泰平の時代”江戸時代は、家康を始祖とする徳川将軍家の治世によってもたらされたもの。「プロローグ」では家康、そして幕府草創期において徳川家の基盤となり、のちの「徳川御三家」へと繋がる家康の子供たちにフォーカス。神格化した徳川家康を束帯姿で描いた「東照大権現像」などの資料が飾られる。
■第1章 御三家・御三卿 ―吉宗の登場―
第1章は、御三家から初めて将軍家を相続した8代将軍・吉宗が主役。嫡流でなかった彼が自らの血統を維持するべく、息子たちに邸を与え「御三卿」とする過程が展示される。
■第2章 一門の広がり ―家斉とその子どもたち―
第2章、時代は化政文化が花開いた文化・文政(1804~1830)へ。ここでは、御三卿一橋家より迎えられた11代家斉に注目。54年の長期政権の中で53人もの子女をもうけた家斉は、実子の多くを縁組させることで、8代吉宗から始まった新たな徳川宗家の血統の流れを拡大していった。
■第3章 激動の中で ―天璋院・家茂・和宮・慶喜―
外から将軍家に入り家を支えたのは、将軍その人だけではない。薩摩藩主島津家の一門のひとつに生まれ、13代家定の御台所となった天璋院(篤姫)、緊張関係にあった幕府と朝廷の関係修復のため14代家茂の正室として降嫁した皇女和宮。第3章では幕末、激動の時代に徳川家の存続の重責を担ったひとびとに迫る。
■エピローグ ―公爵家達―
「エピローグ」では、江戸から明治へと政権が移る中で、徳川将軍家が公爵家として変化を遂げる過程を展示。「非役有位(四位以上)大礼服」などの展示からは、時代は変われど「家」が継承された様子を伺い知ることができる。
【詳細】
「徳川一門―将軍家をささえたひとびと―」
会期:2022年1月2日(日)~3月6日(日)
休館日:1月11日(火)、17日(月)、24日(月)、31日(月)、2月7日(月)、14日(月)、21日(月)、28日(月)
時間:9:30~17:30(入館は閉館30分前まで)
会場:東京都江戸東京博物館 常設展示室 5階 企画展示室
住所:東京都墨田区横網1-401
観覧料:一般 600円、大学・専門学校生 480円、高校生・中学生(都外)・65歳以上 300円、中学生(都内)・小学生 無料
※企画展は常設展観覧料で観覧可能。
※2022年1月2日(日)、1月3日(月)は常設展観覧料が無料。
※会期中に展示替えがあり。
※展覧会会期や閉館時間等の最新情報は、公式ホームページ及びツイッターを確認。
【問い合わせ先】
江戸東京博物館
TEL:03-3626-9974 (代表)
9:00〜17:00(月曜日のぞく)
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