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「I agree.」だけでない! 相手の発言に同意を示す時の、便利な英語表現
「I agree.」とは、誰かの意見に同意する際に便利な表現だ。ただ、なんでもかんでも「I agree.」では、意味は通るもののニュアンスまでは表現できないこともある。そこで、状況によって使い分けたい他の表現をいくつか見ていこう。
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■You’re right!
「I agree.」は同意を示すのに最も簡単な表現だが、ややフォーマルな表現で、状況によっては堅苦しく聞こえることもある。よりフランクに同意を示したいなら、「You’re right!」がカジュアルなシーンでも自然に聞こえる便利なフレーズだ。
ただし、1対1の会話なら問題ないが、グループで会議をしている場合などでは使用に注意したい。誰か1人の発言に対して「You’re right!」と言うと、それ以外の人の意見は間違いだと暗に言っているように受け取られることがあるからだ。
■I think so, too.
フォーマル、カジュアルいずれのシーンでも自然に聞こえる便利なフレーズが、「I think so, too.」である。文字通り「私もそう思います」という意味だが、「You’re right!」よりもマイルドな表現なので、それとは異なる意見を持つ人の気分も害しない。
ある意見に対して「What do you think?」と尋ねられた時、特別反対する気がないなら「I think so, too.」と言っておけば角が立たないだろう。
■I’m with you on that one.
誰かの発言に完全に同意するわけではないが、一部は同意できるという場合に便利なのが、「I’m with you on that one.」というフレーズだ。もしくは、ふだんは意見を異にする人でも、特定のトピックに関しては、その人の意見に同意を示すという場合にも使える。
つまり、基本的には同意を示しながら、「あなたの言っていることをすべて受け入れるわけではない」ということを暗に示すことができるわけだ。
■I couldn’t agree more.
逆に、完全なる同意を示す場合、「これ以上の意見はない」と100%の賛意を表明したい時は、「I couldn’t agree more.」というフレーズが使える。文字通り、「これ以上強く同意することができない」という意味だ。
この「couldn’t+比較級」という形は、英語ではよく使われる表現だ。たとえば、挨拶の「How are you?」に対する「I couldn’t be better.」などは特によく耳にする。「これ以上良い状態にはなり得ない」、つまり、「絶好調です」という意味になる。
「couldn’t」と否定形になっているので初心者は間違いがちだが、あらゆるシーンに使える自然な表現なのでぜひ覚えておこう。(記事:ムロタニハヤト・記事一覧を見る)
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