ファスト映画で投稿者に有罪判決

2021年11月19日 20:49

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記事提供元:スラド

katu256 曰く、 映画を短時間に編集した「ファスト映画」をYouTubeに投稿したとして、著作権法違反に問われていた男女3名に有罪判決が言い渡された(NHKFNNプライムオンラインナタリー)。

被告らは昨年6月から7月にかけて、日活や東宝などが著作権を持つ映画5本をファスト映画として編集し、YouTubeに投稿したもの。判決では「著作権者が正当な対価を収受する機会を失わせ、映画文化の発展を阻害しかねない」とし、主犯には懲役2年、執行猶予4年、罰金200万円。他2名にはそれぞれ懲役1年6カ月、執行猶予3年、罰金100万円、懲役1年6カ月、執行猶予3年、罰金50万円の判決が下された。

検察側の論告によると、ファスト映画による被害総額は、約3億円と見られるとの事。

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