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メキシコペソ円は、上値の重い展開が続きそう サンワード貿易の陳氏(花田浩菜)
*10:03JST メキシコペソ円は、上値の重い展開が続きそう サンワード貿易の陳氏(花田浩菜)
皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター花田浩菜の気になるレポートです。今回は、メキシコペソ円についてのレポートを紹介します。
陳さんはまず、メキシコペソ円について、『今週のメキシコペソ円は、経済回復の遅れと米連邦準備制度理事会(FRB)のテーパリング決定を背景に上値の重い展開が続きそうだ』と述べています。
次に、『29日に発表されたメキシコの2021年7~9月期実質国内総生産(GDP)は、前年同期比で4.8%%増だった。2四半期連続でプラス成長だったが、新型コロナウイルスの感染再拡大や自動車生産の縮小により、20年7~9月期の落ち込み(−8.7%)を補うことはできなかった』と伝え、続けて、『世界的な半導体不足の影響でメキシコの7~9月の自動車生産台数は前年同期比27%減となった。メキシコはコロナの感染拡大による落ち込みから回復しつつあったが、21年7~9月期は第3波の到来で再び一時的に経済活動を制限した』と解説しています。
また、『3日に開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)では、テーパリング(購入資産の段階的縮小)が決定され、年内にも開始される見込み。5日には10月米雇用統計が発表される。前回を大幅に上回る良好な数字が予想されており、ドル買いが進みそうで、メキシコペソは対ドルで上値の重い展開になりそうだ』と考察しています。
一方で、『インフレ加速を背景に、メキシコ中銀は11月11日の会合で利上げする可能性が高い。そのため、下値では買いが入るかもしれない』と述べています。
こうしたことから、陳さんはメキシコペソ円の今週のレンジについて、『5.40円~5.60円』と予想しています。
参考にしてみてくださいね。
上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の11月2日付「メキシコペソ円今週の予想(11月1日)」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。
フィスコリサーチレポーター 花田浩菜《FA》
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