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塾講師が考える 学習塾の見極め方
子どもをなんとなく決めた塾にいつまでも通わせてないないか。塾に通わせることは金銭的なコストを払うだけではなく、子どもにとっても学生の貴重な時間を消費させていることになる。
子どもに合っていない質の悪い教育をいつまでも続けていても、お金と時間の浪費になるだけで何も良いことはない。今一度、本当にその塾は通わせる価値があるのか見極めてみよう。
■親に対しても指導するか
塾でも定期的に保護者面談をするところは多いだろう。その時に塾の指導員は子どもへの指導だけでなく親に対しても指導しているだろうか。例えば「宿題をやりなさいなどの声かけは絶対にしないでください」など、家庭の教育方針に口出しをしてくるだろうか。
家庭の指導方針にまで口を出してくる指導員は、教育のプロとして相当な自信をもっている証拠である。むしろ、指導者は家庭の協力なしに生徒の成績アップはないという当然の事実を理解していなければならない。
それをきちんと実行に移していることは、相当の熱意をもって指導に当たっているという点で信頼できる。今までの保護者面談を振り返って、塾の指導員は家庭でのやり方も指導してくれていたかどうか確認してみよう。
■子どもが勉強にやる気を見せているか
子どもの勉強の成績を上げるためには、子ども自身のやる気がなければ始まらない。そして、そのやる気は教育の仕方によって上がったり下がったりする。あなたの子どもは塾へ行かせたことによって、勉強へのやる気は上がったように見えるだろうか。
生徒のやる気が勉強を進める上で重要なことは、どの塾でも理解している。本当に生徒のやる気を引き出してくれる教師は多くはないが、成績を上げるためには必要不可欠なことだ。成績を上げるためには、まずは生徒のやる気を引き出す。塾ではその根本的な問題の解決に注力してくれているかどうか、子どもの姿を見て確認しよう。
■2回の定期テストで成績に改善が見られるか
範囲が狭い学校の定期テストの点数を上げることなら、そんなに長い時間は必要ない。大体、2回くらいの定期テストで塾の力量は測られるだろう。学校の成績を上げる方法は明確に存在し、きちんと生徒がそれを実行できれば成績は短期的にも変化が見られるはずだ。それがないのであれば、その塾にはあまり期待しない方が良いかもしれない。
塾はおそらく地域に複数存在するだろう。いくら授業料が安かったり、友だちの紹介で入ったりしたとしても、成績が上がらなければ意味がない。しっかり見極めて効果的に活用しよう。(記事:双風サキ・記事一覧を見る)
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